こんにちは。
若干ですが日が沈む時間が延びてきているのを感じます。
照明がメインのお店としては、暗くなるのが早い方が外からお店を見つけやすいので助かりますが、、、そこは季節の変化なので仕方ないですね。
今回は依頼のあったアンティークシャンデリア6灯の修理例です。
白黒バックで撮影していないので少し見づらいかもしれませんが、そこはご理解頂けたらと。
廃棄しようか迷っていたそうなんですが、当店のことを以前から知って頂いていたようで1度持ち込んでから決めようとご来店くださいました。
ありがとうございます!
戦前の作りの古いシャンデリアです。
今回はこちらをフルオーバーホールです!
フレーム、クリスタルを全て分解し綺麗にした後に配線を日本仕様に変え、クリスタルも新たなワイヤーで繋ぎます。
修理前はこんな状態です。
ソケットは古い木を部分的に使っているタイプで、下のパーツにはめ込んでソケットカバーと一緒に接着していました。
古いものは以前修理した方が強引に修理したものもあったりします。海外の方は自分でなんでもやってしまう Do it youeself精神が日本よりも強いので。
配線を通すのですが、中でコードを傷つけるものが無いか、あれば削ったりして取り除きます。
ソケットも新たなもの、見た目が変わりづらい細さや長さのE12 タイプを取付、結線します。
修理前の写真を見てもわかるように、アームは曲がったりしているものもあったので、この時点で修正していきます。
中央下についているガラスパーツは曲がって固定してあり、固定も接着剤で汚い状態でした。
ここも1度接着剤を取り除き、出来るだけ歪みを修正し綺麗に固定していきます。
修理が済んだ部分毎のパーツを組み直して結線していきます。
クリスタルも写真では載せていませんが、洗浄後足りないクリスタルパーツを補充し繋いでいます。
古い照明を修理、新たな形にして、また永く愛されて使われていくのは嬉しいものです。
修理完成形がこちら!
新品とは言いませんが、あの状態のシャンデリアも修理やクリーニングを行えばこういった仕上がりになります。
勿論日本でも安心して使えるように修理されています。
今回も掲載許可をくれたお客様に感謝申し上げます。ありがとうございます。
現場への取り付けも行わせて頂いたので、お客様のご好意もあり取付事例やインスタグラムにも近々掲載させて頂きます。
こんな修理やカスタム出来るのか等のお悩みございましたら、お気軽にご連絡ください。
今後も様々な修理事例を紹介していき、修理で困ったお客様に繋がると嬉しいです!
それではまた。
Lighthouse Light(ライトハウス ライト) 南
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