Lighthouse Light(ライトハウス ライト)です。
寒い日が続きますね。
仕事で上野公園をよく通るのですが、銀杏たちが色づき散って行く姿がとても綺麗ですよ。
空気は冷たいですが、お散歩するには丁度良いですね。
今日はシャンデリアのご紹介をしたいと思います。
建物に取り付けてあるシャンデリアですが、実はちゃんと様式や名称があります。
今日はその代表的なシャンデリアの一つである「Spanish」(スパニッシュ)について
ご紹介します。
スパニッシュは鋳造が盛んなスペイン地域で主流でした。
鋳造で出来たスパニッシュは、全体的に金属フレームが太く重厚感があります。
金属フレーム自体にオーナメントが多く、支柱やアームに植物や木の実など、その地域を象徴するような
模様が施されています。
大振りのクリスタルが付きやすいので、縦よりも幅が広くなる特徴があります。
また、スパニッシュはフレームが太く全体的に重みが下の方にあり、どっしりとしているので男性的とも
言われています。
支柱とアームの接合は主に蝋付けと、近代になってからはネジ固定の2種類が使用されています。
多くのパーツから出来ている為、非常に重い作りではありますがアームだけでなく、支柱も分解する事が
出来るのです。
様式や名称を知るだけでまた違った見方が出来るので、より照明を見るのが楽しくなりますよね。
今後もシャンデリアについてお話ししていきます。
Lighthouse Light(ライトハウス ライト)