シャンデリアの様式①

Date
2022.12.09
Category
blog

Lighthouse Light(ライトハウス ライト)です。

寒い日が続きますね。

仕事で上野公園をよく通るのですが、銀杏たちが色づき散って行く姿がとても綺麗ですよ。

空気は冷たいですが、お散歩するには丁度良いですね。

今日はシャンデリアのご紹介をしたいと思います。

建物に取り付けてあるシャンデリアですが、実はちゃんと様式や名称があります。

今日はその代表的なシャンデリアの一つである「Spanish」(スパニッシュ)について

ご紹介します。

スパニッシュは鋳造が盛んなスペイン地域で主流でした。

鋳造で出来たスパニッシュは、全体的に金属フレームが太く重厚感があります。

金属フレーム自体にオーナメントが多く、支柱やアームに植物や木の実など、その地域を象徴するような

模様が施されています。

大振りのクリスタルが付きやすいので、縦よりも幅が広くなる特徴があります。

また、スパニッシュはフレームが太く全体的に重みが下の方にあり、どっしりとしているので男性的とも

言われています。

支柱とアームの接合は主に蝋付けと、近代になってからはネジ固定の2種類が使用されています。

多くのパーツから出来ている為、非常に重い作りではありますがアームだけでなく、支柱も分解する事が

出来るのです。

様式や名称を知るだけでまた違った見方が出来るので、より照明を見るのが楽しくなりますよね。

今後もシャンデリアについてお話ししていきます。

Lighthouse Light(ライトハウス ライト)