こんにちは。
今日は新商品考案のために試作品を製作していました。
はい、スプートニクです。
sputnikは当時のソビエト連邦が1957年に打ち上げた人工衛星の名前で、その形をモチーフにしてできた照明器具です。
ミッドセンチュリーやスペースエイジといったらスプートニクと思われる方も多いはず。
1940年代〜60年代の1世紀の間の時期(だからミッドセンチュリーという説)に流行ったデザインで、その中で代表的といっても過言ではないですよね。
今でもヴィンテージで出てきたら根強い人気で、状態の良いものが市場に出てきたら高値で取引されていたりと憧れを持っている方も多いです。
アメリカで出てくるものは18灯、24灯、36灯と基本偶数で灯数も多く、サイズも大きく、日本で使用するとなるとそれなりの広さ、天井の高さを要します。
今回はもう少し使いやすいサイズ感で製作してみようと思い試作してみました。
日本の住宅でも使いやすい高さ、サイズ感、灯りもとりたい、、、
今回は8灯でチャレンジです。灯数が少ないのでアームの長さは全て統一にしました。この灯数だとアームの長さを変えてしまうとバランスがおかしくなるので(汗
完成したものがこちら。
サイズ W:400mm D:400mm H:200mm 重量:1.2kg(電球はサイズに含んでいません。電球の種類を変えることで変わってくるので。)
この高さであればフランジとチェーンを最短にすれば全長400mmには抑えられるので、天井高2,400mmが平均の日本でも下端2mは確保出来て下も歩けるので使える場所に幅が出てきますね。重さもどの引掛シーリングにも対応できて安心できる重量です。
全てパーツは真鍮の無垢材を使用しました。やはり鉄にメッキの大量生産品にはない経年変化と雰囲気を醸し出してくれます。
少し酸化剤を使用して古色にも出来ますが、今回はそのままの状態で出してみたいと思い表面を研磨しただけの状態にしました。
電球はボール球を今はつけていますが、近いうちにスプートニク球やスペース球なども仕入れて取り付けます。その時がきましたらお知らせ致します。
Lighthouse Light(ライトハウス ライト) 南