こんにちは。
本日は店頭に並んだ商品の一つ、ネストテーブルについて。
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ネストテーブルは同素材、統一されたデザインで大きさが少しずつ違う小型のテーブルを入れ子にして重ねて置けるようにしたテーブルです。大中小の3〜4台組みにしたものが一般的です。入れ子になっているので不要な時はコンパクトに収納できる所がメリット。
名前の由来としては、ネスト(nest)+テーブル(table)の「ネスト(nest)」は、英語で「動物の巣」や「入れ子」を意味する言葉になります。また、上記でも説明した通り、サイズ違いのテーブルが入れ子になっているので「ネスティングテーブル」とも言われていて、英語の名称では(nesting table)または「nest of tables」が一般的です。
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ネストテーブルはイギリスで誕生したものと考えられていて、アンティーク家具としても人気の高いテーブルです。
アンティーク家具の中では比較的歴史は浅めで、一説では産業革命期のイギリスで誕生したと言われています。イギリスは日本と同じ島国で、特に大都市となったロンドンなどでは昔から居住空間が限られていました。産業革命によって労働者階級が増えてくると、狭い家に家族で暮らすというライフスタイルが広がっていきました。そういった生活の中で狭い空間をどうにか有効活用したい、という考えから生まれたのがネストテーブルだったと言われています。誕生の経緯については様々ありますが、狭い住宅の中でスペースの有効活用を図る為に登場した、実用性に優れたテーブルと言えます。
ネストテーブルの中でも種類は様々で、天板にレザーを貼ったもの、ガラストップのもの、猫脚の華奢なデザインのもの、シンプルデザインのミッドセンチュリーネストテーブルなど沢山あります。
今回はそんな中でオーク材を使用したネストテーブルをご紹介。
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通常のネストテーブルと違い、脚の部分が少し太めにデザインされています。オーク材のぬくもりを感じさせてくれる素朴な雰囲気のネストテーブルとなっていて、3台重ねた際の収まりもよくしっかり溝に収まっています。
使い方としては重ねたまま使うもよし、広げて使うもよし、それぞれ別々に使うもよしと色んな使い方が出来て色々なシーンで活躍してくれること間違いなしです。
多少の傷や汚れなどは修理してありますので、気になる方は是非店頭へ。
Webにも上がっているので、こちらから覗いてみてください。
それではまた。
Lighthouse Light(ライトハウス ライト) 南
湘南・藤沢を拠点としているアンティークショップ
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